なのろぐ

のらりくらり生きてゆきたい

なめられるとは

こんにちは
なのです



今日は、私が聞いて
引っかかった言葉についてです。


タイトルの通りなのですが

なめられる

と聞いて皆様はどのような
イメージが浮かぶでしょうか?


今日、接客をする機会があり
私がわからない事を
他の社員さんに助けて貰いながら
商談をしました。

(内容的に商談と呼んで
良いレベルかはわかりませんが…)


接客後、
この場合はこうだよ
これは覚えておいた方がいいよ
など、アドバイスをもらいました


そこまでは特に違和感無く
1人でも対応できるように
仕事早く覚えなきゃなー
という感じでした。


そして、

「なのさん、声が小さいから
お客さんになめられないように
声大きく、ハキハキ喋った方がいいよ。

新人です、わからないです
って思われるとなめられるから
強めに話した方がいいよ」

と言われました。


なめられる?


声が小さいと、
相手が聞き取りにくいから
大きくはっきり喋る、じゃなくて?


相手を不安に思わせちゃうから
自信持って言い切る、じゃなくて?


なぜ、行動の基準が
「相手になめられないために」
となってしまうのでしょうか


そうなるのは個人の考え方よりも
働いている環境の影響は
大きいのではないかと思います。



今まで4年間、
仕事をしてきた時には

「お客様になめられたらいけない」

と考えた事はありませんでした。



仕事を通して接しているので、

「責任感がある・ない」
「清潔感がある・ない
「仕事ができる・できない」

などで評価されるのは理解できます


そして、
顧客も接客している社員も
立場は対等であり
それぞれの目的が異なっているので
お互いに協力している
だけであると考えています。



なめられてはいけない
という様な考えが浮かぶという事は

顧客が優位で社員の立場が弱い場面が
多いのではないでしょうか



その為、
少しでも優位に立つ為に
身なりや振る舞いの基準が

なめられない為には?

と変化してしまうのではと思います。



自分の話を受け取る側(≒お客様)
がどういう人なのかを
きちんと選んでいかなければ
変な所で競ってしまい
自分自身を消耗してしまいそうだと感じます。


それぞれの立場や目的が異なるだけで
人間としての個人は対等であると
思っています。





なの